ここ数年のAI技術の飛躍的発展は、私たちの生活に様々な変化をもたらしています。
特に、チャットGPTなどのテキストベースAIは、その使いやすさと高機能で世界中の人々に大きく注目されています!
そこで今回は、もっとも代表的な3つのAIである、チャットGPT・コパイロット・ジェミニを徹底比較してみました。
使いやすさ、応答品質、機能性などを個別に比較し、それぞれのメリットとデメリットを分かりやすく解説しています。
まず個人的な結論から
3つそれぞれの比較の前に、先にお伝えしてしまいます。ここが一番、大事な情報かも知れませんね。
「細かい事はいいから、どれが使いやすいのか今すぐ教えてくれ!」 そんな方のためにザックリと個人的感想をお伝えするならば、
「グーグルが開発したAI【ジェミニ】が自分的には一番使いやすくて、機能性も応答のクオリティや精度も自分に合っている」ですね。
それともう一つ、オープンAIが開発したチャットGPTは、応答が英語になる場合が結構あるので、翻訳サイトで日本語変換が必要となり、これがけっこう面倒。その点、ジェミニは常に日本語で応答するので、ストレス無く自分には使いやすいのです。
あとコパイロット、これ絶賛する人が結構いたりしますが、私としては「トンチンカンな回答がある」場合がけっこうあります。これはジャンルによって応答のクオリティが相当違ってくるので、一概にはどれが良いとは言えません。
なので私は、ジェミニをメインに使いながら、時々チャットGPTやコパイロットでも同じチャットを入力して、それぞれを比べたりしています。
結局は、AIを使うニーズや目的によって、人それぞれに違った感想や結果になるのです。これは重要です。
「コパイロット最高!」と言う人がいたり、「やっぱりチャットGPTがベスト!と言う人もいれば「ジェミニやばい!」人もいるわけです。
私の感想は、あくまでも参考程度にして下さい。
では早速、3つのAIの特徴を見ていきましょう!
使いやすさ
ジェミニ
Google AIが開発した大規模言語モデル。
日本語を含む100以上の言語に対応していて、幅広い用途で活躍中です。直感的な操作性と豊富な機能で、初心者から上級者まで幅広く利用可能です。
メリット:豊富な言語対応、直感的な操作性、多彩な機能
デメリット:情報収集に特化しているため、創造的な文章生成は苦手
チャットGPT
OpenAIが開発した大規模言語モデル。
自由度の高い会話や文章生成に秀でていて、独創的なアイデアやストーリーを生み出すことが可能です。高度なカスタマイズ性により、専門家向けの利用にも適しています。
メリット: 自由度の高い会話・文章生成、独創的なアイデア・ストーリー生成、高度なカスタマイズ性
デメリット: 操作に慣れが必要、日本語対応が限定的、専門知識が必要な場合がある
コパイロット
マイクロソフト社が提供するAIアシスタント。
WordやExcelなどのマイクロソフト製品との連携に特化しています。高い操作性とスムーズなワークフローを実現。初心者でも簡単に使いこなせるシンプルなインターフェースが魅力。
メリット: マイクロソフト製品との親和性抜群、操作が簡単
デメリット: マイクロソフト製品以外での利用は限定的、日本語対応が限定的
応答品質(生成内容の質)
ジェミニ:Google検索との連携により、常に最新の情報に基づいた高品質な応答を提供。幅広い知識と情報量を活かし、様々な質問に的確に答えることができる。
メリット: 高品質な応答、幅広い知識と情報量、常に最新の情報
デメリット: 冗長な表現になる場合がある、創造的な文章生成は苦手
チャットGPT:
自由度の高い会話や文章生成が可能で、独創的なアイデアやストーリーを生み出すことができる。詩、小説、脚本など、クリエイティブな分野での利用におすすめ。
メリット: 独創的なアイデア・ストーリー生成、自由度の高い会話・文章生成
デメリット: 事実誤認や偏見を含む場合がある、専門知識が必要な場合がある
コパイロット:
マイクロソフト製品との連携に特化しているため、文書作成やデータ分析などのタスクにおいて高い精度と効率性を発揮。正確性と信頼性を重視するユーザーにおすすめ。
メリット: 高い精度と効率性、正確性と信頼性
デメリット: 創造性や独創性に欠ける、自由な発想は苦手
機能性
ジェミニ:Google検索との連携により、様々な情報を収集・分析することができる。翻訳、要約、文章校正などの機能も備えており、幅広い用途で活躍。
メリット: 情報収集・分析機能、翻訳機能、要約機能、文章校正機能
デメリット: 創造的な機能は限定的、専門知識が必要な場合がある
チャットGPT:
自由度の高い会話や文章生成が可能で、詩・小説・脚本など、クリエイティブな分野での利用に最適。高度なカスタマイズ性により、専門家向けの利用にも適している。
メリット: 自由度の高い会話・文章生成、独創的なアイデア・ストーリー生成、高度なカスタマイズ性
デメリット: 操作に慣れが必要、日本語対応が限定的、専門知識が必要な場合がある
コパイロット: マイクロソフト製品との連携に特化した機能が充実。WordやExcel、PowerPointなどの操作を自動化したり、会議の議事録を作成したりすることができる。
メリット:マイクロソフト製品との連携機能、自動化機能、会議支援機能
デメリット:マイクロソフト製品以外での利用は限定的、創造的な機能は限定的
総合評価
それぞれのAIには、それぞれ異なる強みや弱みがあります。まとめ的な意味合いで、もう一度見てみましょう。
ジェミニ: 幅広い用途で活躍したい方、情報収集・分析を重視する方、日本語での利用を重視する方におすすめです。
メリット: 豊富な言語対応、直感的な操作性、多彩な機能、高品質な応答、幅広い知識と情報量、常に最新の情報、情報収集・分析機能、翻訳機能、要約機能、文章校正機能
デメリット: 冗長な表現になる場合がある、創造的な文章生成は苦手、情報漏洩リスクが気になる
コパイロット: マイクロソフト製品との連携を重視する方、正確性と信頼性を重視する方、初心者の方におすすめです。
メリット: マイクロソフト製品との親和性抜群、操作が簡単、高い精度と効率性、正確性と信頼性
デメリット: マイクロソフト製品以外での利用は限定的、日本語対応が限定的、創造性や独創性に欠ける、自由な発想は苦手
チャットGPT: 創造性を重視する方、自由度の高い会話や文章生成を重視する方、専門的な利用を検討している方におすすめです。
メリット: 自由度の高い会話・文章生成、独創的なアイデア・ストーリー生成、高度なカスタマイズ性
デメリット: 操作に慣れが必要、日本語対応が限定的、専門知識が必要な場合がある、事実誤認や偏見を含む場合がある、情報漏洩リスクが気になる
まとめ
どのAIが最適かは、それぞれのニーズや使い方によって異なります。先ずはとにかく実際に使ってみて、3つのAIの強みや弱みを参考にしながら、自分に合ったAIを選ぶことがベストかと思います。
3つのどれも無料で使えるので安心です!
最後になりましたが、情報漏洩リスクに関してはどのAIにも存在します。残念ながら完璧は有り得ません。
ですので、利用前には各AIの利用規約とプライバシーポリシー(個人情報保護方針)をしっかりと確認して、個人情報の取り扱いについて理解した上で使ってみる事をおすすめします。
- ジェミニ公式サイト: https://gemini.google.com/
- コパイロット公式サイト: https://www.microsoft.com/en-us/copilot
- チャットGPT公式サイト: https://openai.com/chatgpt/