そして大抵の場合、自分の責任は最小限度に抑えながら相手方の責任を何とかして大きくしようとする傾向があるものです。
そんな中で、自分の身の上に起こる、あるいは降りかかる全ての責任は自分にあるとの考え方があります。
これに賛否両論が飛び交うことは、間違いありません。
「全ての責任が自分に?とんでもない!」
こう言った反発が多勢であることは充分に予想出来ることですし、私自身も以前はそう考えていました。
でも今は、まったく違います。
それは、世の中の一般常識からは著しくかけ離れた、風変わりな手法を知ったから。
もう少し進んでみましょう。
【責任は自分の中にある】を掘り下げる
大抵の場合、人が問題に直面した場合に話すことは同じ内容です。- 「△△の指示に従ってやっただけ」
- 「責任は当然△△にある」
- 「そもそも▲▲が余計な事したから」
- 「▲▲が強引に押し通したから」
人は誰もが、【自分は正しくて相手側が悪い】との立場を頑な(かたくな)に守ろうとするのです。
ここで取り合えずは、あなたの持論は取り合えず横に置いて、一度頭の中を真っ白にしてみて下さい。
確かに、何事にも自分以外の第三者に物事の原因があるのかも知れません。
一方では、このような考え方があるんです。
責任は全て自分の中にある
そして
全てあなたが体験する事は【記憶の再生】
・・・どうでしょう。。
相当にぶっ飛んでますね(笑)。
私も最初、これを読んだとき思いました。
「はぁ・・???」
でも、本当にぶっ飛んでいるのはこれからですよ。
原因は自分自身の中にある
表面上、それはあたかも相手方に原因があるように見えるのかも知れません。でも、自分にとって不愉快で面白くない結果をもたらした、その問題の根源。
原因の源は、自分自身の中にあります。
私たちが生きていく中で体験する事は全て『記憶の再生』あるいは『インスピレーション』だと言う考え方。
ちょっと精神論っぽくなってきましたね。
- 「そんなバカな!」
- 「産まれた瞬間から?そんなの有り得ない」
- 「怪しさいっぱい100%」
それに対して反発するつもりは、毛頭ありません。
しかし、良い悪いの区別・善悪の問題ではないのです。
潜在意識をクリアにする4つの言葉とは
さて、核心はここからです。- 責任は、全て自分に有ることは分かった(納得は出来ないでしょうが)。
- 自分が体験する事は、記憶の再生による事も分かった(さらに理解に苦しむでしょう)。
これが一番知りたいキモですよね。
私が知る限り、数ある自己啓発や願望実現ノウハウの中で、これは最も簡単かつシンプルです。
4つの言葉を繰り返し言い続ける、または頭の中で唱え続けます。
このフレーズを、延々繰り返して言い続けるのです。
- ありがとう
- 愛しています
- ごめんなさい
- 許してください
ハワイに伝わる伝承の秘法【ホ・オポノポノ】と言います。
・・・「そんなバカバカしい」と思いましたか?・・・
そうでしょう。それが極めて常識的な反応だと思います。
私もそう思いましたから。
ただ、ホオポノポノはこれだけで終わるような甘っちょろいノウハウではありません(笑)。
そんなつまらないものを、私は皆さんにご紹介しませんから。
これは実際に、アメリカの医療現場で用いられています。
そして、このシンプル極まりない手法だけで、たくさんの入院患者を退院出来るまでに治療した症例があるのです!
「ウソだろ?」
「怪しいおまじないか」
「訳の分からない呪術師?」
いえいえ、そうではありません。
ハワイ州立病院で、現実に行われた医療です。
対面診察なしで患者を治療した現実
・・・公立病院で??・・・作り話なんじゃ?
それが事実なのです。
このハワイ州立病院/精神病棟に四年間勤務していたヒューレン医学博士は、入院患者を特別な方法で治療しています。
何と、彼は治療に際して患者とは一度も対面診療をしていません。
毎日ただ単に患者のカルテを熟読し、彼ら(患者)が自分の中(ヒューレン博士)に作り出した部分を見ながら、ただ癒していただけと言います。
具体的には、カルテを見ながら「ありがとう」「愛してます」「ごめんなさい」「許してください」と言い続けただけだそうです。
毎日ただ単に患者のカルテを熟読し、彼ら(患者)が自分の中(ヒューレン博士)に作り出した部分を見ながら、ただ癒していただけと言います。
具体的には、カルテを見ながら「ありがとう」「愛してます」「ごめんなさい」「許してください」と言い続けただけだそうです。
すると驚くべきことに!
手足を拘束された重症患者たちは、数ヶ月後には自由に歩く事を許されるまでに回復し、しょっちゅう職員へ暴力を振るう患者たちが穏やかな性格に戻ったのです。
この病棟に勤務している職員らは、患者の暴力に悩まされ鬱(うつ)を発症し職員の欠勤が常態化、さらには中途退職者が後をたたない惨状だったそうです。
それがヒューレン博士によるホオポノポノを使った治療により、数ヶ月後には次々に患者たちの症状は快方へ向かい退院。
全職員は、普段どおりに通勤するようになったと言います。
しかも、この病棟の患者たち全員が無事に退院したため、この精神病棟は閉鎖されたそうです!
さて、医師であるヒューレン博士がやった事は何だったでしょう?
そうです。
「ありがとう」「愛してます」「ごめんなさい」「許して下さい」とただ言い続けただけなのです。
・・・どうでしょう。
何だか凄くないですか。
4つの言葉でゴミ記憶を削除する
そもそも、「ごめんなさい」とか「許してください」とか」。。『なんで何も悪い事もしてないのに謝らないといけないの?』
まずは誰だって、そう思いますよね。
そうです。
ここは、まさに鬼門です。
ヒューレン博士によれば、特定の相手に対して「ごめんなさい」と謝罪するのではありません。
謝罪するその対象は、自身の潜在意識に埋もれている数限りない数の『どうでもいいような記憶のゴミ・ガラクタ』に向けて「ごめんなさい・許してください」と繰り返すのです。
ごめんなさい、許してくださいと繰り返すことで、潜在意識に深く刻み込まれたゴミ記憶やガラクタ記憶をキレイに削除(クリーニング)出来るのです。
その削除は、自身の脳内で判断可能なレベルではありません。
4つの言葉の反復する事で、潜在意識に蓄積されている溢れんばかりのゴミ記憶が次々とクリーニングされていくのです。
その削除は、自身の脳内で判断可能なレベルではありません。
4つの言葉の反復する事で、潜在意識に蓄積されている溢れんばかりのゴミ記憶が次々とクリーニングされていくのです。
自分ではゴミ記憶が消えたかどうか(クリーニング出来たかどうか)の判別判断など、出来るはずもありませんね。
「さぁ今日もたくさんゴミ処理出来たぞ」ではないのです(笑)。
でも、「心配は無用」とヒューレン博士は言います。
間違いなく、きちんと消えているのです。
より正確に言うならば、「ホントに消えているのかなあ」などと心配する思考それ自体をも、「ありがとう愛しています」と唱える事によって削除(クリーニング)するのです。
いかがでしょうか。
何だか、現実味がない風変わりなノウハウと感じられたかも知れませんね。
気合を入れる必要も考える必要も無い
「でも、なぜそんな言葉だけで記憶が消えるんだろう?」そう、至極ごもっともな疑問ですが、答えはこうです。
ホオポノポノは真剣に立ち向かったり考え込む必要などありません。
4つの言葉を繰り返す時に、心を込めたり瞑想状態にする必要などないのです。
ホオポノポノのヒューレン博士は、記憶の削除(クリーニング)について、とてもユニークな例え話しをされています。
パソコン作業で入力したデータを削除する時、所定のキーを押しますね。
その時、「さぁお願いだからスッキリきれいに消えてくれ!」そんなふうに念じるでしょうか?(笑)
何も考えないで、キーを叩きますよね? ホオポノポノも、全く同じ事なのです。
4つの言葉を繰り返す時、念じたり思い悩む必要など全くありません。
そして、『削除する』と言うより「クリーニングするのだ」と説いています。
貴方の記憶に残っている数限りない不安・焦り・怒り・苦しみ・・悲しみ・無数のマイナス思考に繋がる記憶を、すべてキレイさっぱりクリーニングするのです。
たとえば産まれたばかりの赤ちゃんの脳内意識は、まっさらでゼロの状態です。
私たちの潜在意識をその【ゼロ】の状態に戻すべくクリーニングするわけです。
その具体的手法が【ありがとう、愛してます、ごめんなさい、許してください】と唱え続ける事なのです。
私たちの潜在意識はこうなっている
ヒューレン博士は、セミナーの中で懐中電灯を片手に持ちながら、こんなふうにも説明されています。暗闇で懐中電灯の明かりを点けると、当然に辺りが明るくなります。
しかし、懐中電灯の前に障害物が置いてあるとどうなるか?(そう言いながら、明かりの直ぐ前に黒い厚紙を当てます)
明かりが点いた状態なのに、真っ暗ですね。
あなたがたの状態は、まさにこの状態と同じです。
この黒い厚紙を取り除くために、ホオポノポノを唱えるのです。
しかし、懐中電灯の前に障害物が置いてあるとどうなるか?(そう言いながら、明かりの直ぐ前に黒い厚紙を当てます)
明かりが点いた状態なのに、真っ暗ですね。
あなたがたの状態は、まさにこの状態と同じです。
この黒い厚紙を取り除くために、ホオポノポノを唱えるのです。
『オポノポノ』を知ったあなたは、もう大丈夫です。
何が起ころうとも、心配することはありません。
すべての記憶を消去する方法を知ったのですから。
ヒューレン博士は、そう説いています。
そもそも生き方に善悪など無い
人生の道は人それぞれであり、他人様の生き方をどうのこうのと非難するつもりは毛頭ありません。あなたが確信を持って『自分は正しい』と思うならば、倫理道徳に反していない限りそれは正しいのです。
極めてシンプルです。
でも、
- 『自分が何者か分からない』
- 『一体だれの責任なのか』
- 『なぜこんな事が起こるのか』
結論は、こうです。
全ての問題の責任は自分の中にある
では、自分の中のどこにあるのか。
答えは、自分の記憶(潜在意識)の中にある
これが、ホオポノポノの真髄です。
たとえ何が起ころうとも、その責任は自分の中、記憶の中、潜在意識の中にあるのです。
やるか何もやらないか、全てあなた次第
さてホオポノポノの世界、いかがでしたでしょうか。一般常識から見ると、相当にぶっ飛んだ内容だと思います。
私も最初は一笑に付す程度で、本屋さんで手に取ったものの直ぐに棚へ戻したくらいですから。
でも・・ふと「ちょっと待てよ」と直感的に感じたのです。
バカバカしい以前に、なぜ医療現場でこの風変わりな医師は患者を完治させる事が出来たんだろう?
そこには何かがあるのかも知れない。。そこを少し探ってみようと思いました。
最後に一言言わせて頂くならば、これは断じて宗教ではありません。
やるもやらないも、バカにするも一笑に付すも、全てはあなた次第です。
でも、こんなユニークな願望実現法もあることを知っておいて、損はありません。
『真実はもっとも単純なところに宿る』
私は常々そう思います。
最後までお読み頂きました事に、敬意を表します。
ありがとうございました。