- 前々から引きずっている仕事がたまっている。
- 資格試験の勉強がいっこうにはかどらない。
- あきれるほど受験勉強のモチベーションが続かない
持ち前の地道な継続力を日々発揮出来る方は、今回のお話しは無縁です。
でも現実には、なかなかやる気が起きない自分に自己嫌悪に陥っている方が少なくないのではと思います。
そんな方にはぜひとも試して頂きたい、秘伝のモチベーション復活方法をご紹介します。
めちゃくちゃ簡単ですよ。
モチベーションが続かない自己嫌悪
受験勉強を例にとってみましょう。誰もが多かれ少なかれ得意科目と苦手科目を持っているもので、どうしても苦手科目は後回しになりやすい方も多いと思います。
きょうこそは!と意を決して机に向かっても、・・・「う~ん、やっぱ後からじっくりやろうか。」
そしてやはり今日も、後回し症候群に見舞われてしまうのです(笑)
それならまだ良いほうで、そもそもが机に座って勉強するそれ以前の問題なら、これはよろしくない状況です。
来る日もくる日も何も進まない毎日が続く、それはある意味、悲劇の始まりです。
「勉強しないと」と重々分かっているんだけれど。。
自宅に帰れば、とりあえずラインのチェックから始まってツイッターやインスタをダラダラ見続けたり、いつまで経っても勉強し始めない。
でも大丈夫です!
こんな性格の方にこそ試して頂きたいのが、今回のモチベーション復活法なのです。
【たったの3分間だけ!やってみる】
それは、【チャンキング法】と言います。ちなみに心理学用語で、『チャンク』とはひとつの固まりを指します。
さてこのチャンキング法はいたってシンプル完結明瞭、とにかく3分間だけやってみるのです。
「3分経ったら後は止めればいいや」みたいなラフな感覚で、全然構いません。
わずか3分間です。
とにかく3分間だけに限定して、今まで手付かずだった事に取り組んでみるのです。
とにかく3分間だけに限定して、今まで手付かずだった事に取り組んでみるのです。
「あ~めんどくせ~」
「やりたくないよ~」
そうやってでも、渋々始めるのです。始める動機なんか気にする事はありません。
やってみれば分かる事ですが、3分間と言う時間など、あっという間に過ぎてしまいます。
気がついたら5分経過してた、みたいなのはザラです。
そうなると、「じゃあもう少しだけやってみるか」となる可能性も出てきます。
結果として30分~40分~1時間ものあいだ勉強しちゃった。。となるのです。
この、『気がついたら結構やってしまった』と言う嬉しい誤算が、とても大切なんですね。
だって、今までこれがなかなか出来なかったのですから!
小さな固まりを集めれば大きな固まり
「そんなにうまくいくわけないよ」と思うかもしれません。その可能性も否定しません。
でも、ちょっと待って下さい。
身近な例で、誰もが経験している同じような事例があるんですよ。
テレビ番組でまったく見るつもりもなかったものを、チラッと見ただけなのに、ついそのまま番組が終わるまで見続けてしまった場合です。
これはまさに、チャンキングそのもの!
先ほどのチャンキングの意味、それは『固まり』でした。
固まりの一部分を見ただけ(番組のほんの一部)なのに、結局固まり全部(番組終了するまで全て)を見たと言う事です。
結局『試してみたもの勝ち』
仕事にしろ勉強にしろ、有無を言わずすぐに始められる性格ならば、この方法など無縁です。どうでも良い。ですが、『なかなか始められない』『始めても直ぐに挫折してしまう』傾向がある方にとっては、チャンキング法はかなり有効な手段となり得ます。
- 3分間を5回続ければ、15分間の取り組み
- 4回継続すれば1時間もの取り組み!
小さく始めて気がついたら大きくなっている。これがチャンキングの魅力なんですね。
時間は有限です。
貴重な時間を有効に使うためにも、「モチベが続かないんだよなあ」と言う時に思い出して頂けたら嬉しいです。
マイペースで、全然大丈夫なんです。
焦らず、でも確実に進んで行きましょう。