カラーバス効果で集中力どアップ!誰でも出来る集中して没頭するスキルとは

投稿者: | 2020-02-24
集中する=没頭する
両者の意味合いは、日常的におよそ同じような類いで使われています。

勉強に集中したいけども、なかなか出来ない。
でも自分が好きな趣味には没頭出来る。

と言うより、気がつけば没頭しているし集中している。
それはゲームでも趣味のギターでも歌でも、スポーツ全般でも全く同じこと。


好きだからやる。そこに苦労も努力もありません。

キツイ受験勉強や、なかなか手が付かない資格試験の勉強に簡単に没頭出来るようになる方法があるなら・・

悪くないと思いませんか?

集中と没頭

大好きなマンガを読むのに「面倒くせー」「きょうも読むのか。。あ~ウザイ」なんて思いませんね。

ゲーム攻略で日々時間も忘れるほど没頭する人が、「明日はゲーム出来るだろうか」などと言う心配、先ずしませんね。


慣例的に、勉強する場合には「集中する」と使い、勉強に「没頭する」とはあまり表現しません

反対に、「趣味に集中する」とはあまり使わず、「趣味に没頭する」と言う言い回しです。

でも、その逆の表現でも、何も問題はありません。
  • 勉強に没頭する
  • 趣味に集中する
何か一つに集中する事と、没頭する事、両者には共通性があるようです。

ちなみに、大辞典で検索すると、

  • 集中とは:一か所に集めること。また、集まること。
  • 没頭とは:他の事をかえりみず、一つの事だけに熱中すること。
出典:三省堂 大辞林 第三版より

集中⇒没頭⇒情熱

集中は

集中は、主に勉強や資格試験など、勉学に関わる場合が多い。

たとえば、音楽の演奏でもしかり。

「もっと集中して!」
「集中力が足りない」
「もっと指揮を見て!集中集中!」

こんな練習風景が見られます。

その場合、「もっと没頭して!」と要求してくる指揮者や指導者はいません。

没頭は

没頭には、熱中する意味が多分に含まれています。

  • ゲームに熱中する
  • サッカーに熱中する
  • ジャズに熱中する
更に、それにのめり込んでいく(更に没頭していく)気合そのもの(熱いやる気)が情熱なのです。

・音楽に情熱を傾ける。
・サッカーに情熱を傾ける
・ジャズに情熱を傾ける

集中には、その何かに熱中する、との意味合いが含まれていないように感じます。

数学に熱中している、宿題に熱中している。
あまり使いませんね。

没頭するきっかけ作りとは

さてここからが大事!
集中と没頭が同じであるなら、勉強も趣味も同じという事です。
この際、好きか嫌いかは横に置来ます。

何か一つだけでも趣味がある方であれば、それに没頭する感覚は既に持っています。間違いなく。

ならば、その感覚を勉強や資格試験の勉強に生かすのです。

決して、難しい事ではありません。
難しいと、脳内で思い込んでいるだけなのです。

集中・没頭・情熱から、下記の公式が見出せます。
まあ、こんな式どうでもいいのですが。

  1. 集中×集中=没頭
  2. 没頭×2=情熱
  3. 没頭×情熱=目標達成

「そんな簡単にはいかないよ」
「それとこれとは別」
「そもそも趣味なんか無い」

そんな声が、どこからか聞こえてきそうです。

結論から言えば『そんな簡単なことです』
それとこれは別ではなくて『同じ』です。

ただ単に、自身の意識の中で「勉強は難しい」といった固定観念・思い込みがあるからそう思ってしまうだけです。

趣味が無くても、ぜんぜん大丈夫です!

ただ単に、先入観が著しく邪魔をしている状況なだけ。

出来ないのではなくて、「嫌いだから没頭出来るはずなどない」と思い込むから出来ないだけです。

とにかくやってみる

だまされたと思って構いません。
とにかくも、やってみるのです。


「やっても一緒、バカバカしい」
「イヤなんだから仕方ないじゃん」

・・その気持ち、よく分かります。


では一旦、【嫌いと言う意識】だけを横にずらしてみて下さい。

ため息まじりでも、全然大丈夫です。OK!

とにかく「騙された(だまされた)と思って構わない」ので、
「ちょっと勉強にでも没頭してみるか」と意識してみるのです。

「面倒くさいなあ」ではありません。

とにかく、しっかりと「意識」してみて下さい。

するとまったく不思議な事に、身体が動き出します。

嫌でしょうがなかった数学や物理の勉強が、「ちょっとやってみようかな」に転じます。

仕事で疲れて後回しにしていた資格試験の勉強が、「少しだけ見てみようか」に意識が変わります。


そしてテキストや参考書を開きます。
それを読み出します。

要するに、行動し始めるのです。
ウソだと思ったら、今ここで意識してやってみて下さい。
再度繰り返しますが、その際「出来るはずないだろ」「バカバカしい」などと意識すると、前に進めません。

最初から効率を追い求めない

没頭するきっかけ作りから、スタートするのです。

何事を始めるにせよ、順序があります。

世の中では、何でもかんでも効率や合理性を求める風潮が大きいです。

確かに合理的にする事も効率性も大切ですが、それはスタートしてから以降に検討すべき事柄です。

最初からいきなり、「効率的に最短距離で進めよう」と意気込むと大抵挫折する可能性が高い。

そう考える方たちは、そもそも「始める事すらしない」要するに「動かない」からです。

たとえばこうです。

とある大きな川を渡ろうとします。
時間短縮するため効率性を求めて、パンツ一枚になって川を泳いで渡るでしょうか?

合理的に渡るために、貸しボートを探し始めるでしょうか?
誰もしませんね。

その川にかかっている最も近い橋を見つけて渡ります。
それが、効率的かつ合理的な渡り方ですから。

ところが、「さあ勉強するぞ!」と血気盛んに意気込む人は、気持ちだけ先走って「パンツ一丁になって川を泳ぎ始めようとする」のです。

だから、早晩に挫折してしまいます。

最初からいきなり効率ばかり考える必要は無いのです。

マンガから始めて大正解

それよりも、例えば受験勉強ならば、マンガ参考本を先ず読むことをお奨めします。

人一倍グウタラな私はそうやって、没頭するきっかけ作りをしました。

すると、スルスルと頭の中に知識が入ってくるのが分かります。だってマンガですから。

もちろん分からない事も沢山出てきますが、「ちょっと調べてみようかな」と、他の参考書を開いてみる自分がいます。

そうです。
マンガを見ながら、実はすで勉強モードに入っていたのです。

気が付いたら、没頭している自分がいました。
決して、私が集中力があったから出来たのではありません。それどころか、私は極めて凡人です!

何も、難しい事ではありません。


努力する必要などない

「趣味なんか何も無いよ」という方、心配ご無用です。

今までに何か一つでもいいので、興味を持ったような事を思い出してみて下さい。

趣味のマンガでも、映画でも、ゲームやアニメでも、読書でも、楽器演奏でも、なんでもいい。

ふと「それをやってみようかな」と感じたその感覚を大事にしながら、仕事なり勉強に「取り組もうとするその時」に転用するのです。

「ちょっとだけやってみようかな」で、全然構いません。
それでいいのです!


とにかく動き出す事、それが最も重要です。

すると、人間の脳は必要な情報をどんどん視覚(目に映る情報すべて)を通して取り込んでくれます。

努力しなくても!
ここが重要ポイントなのです。

あなたが○○しようと意識しただけで、脳はその情報を取り込むべく瞬時に起動します。

あなたが意識しなくても。

凄くないですか?

脳が、勝手に情報をどんどん探してくれるのです。

【カラーバス効果】を使い倒す

私たち人間の脳は、思うだけでどんどん今の自分に必要な情報を取り入れてくれるべく働いてくれます。

この効率の凄まじさは、脳のカラーバス効果によるものです。

カラーバス効果とは、人がある事を決めたり意識を向けたりすると、脳は意識しなくてもそれに関連する情報をどんどん集める心理効果を言います

たとえば、朝のテレビ番組なり新聞記事を見て「今日のラッキーカラーは青」という情報を得ます。

「そうか、今日は青色が縁起がいいんだな」
そう思います。

すると、仕事中でも通勤途上でも帰りに立ち寄った本屋さんでも、とかく「青色が目に入る」ようになります。
まさにこれが、カラーバス効果なのです。


要するに、自分でその度に意識しなくても、青色の情報が勝手に飛び込んでくるわけです。

この脳内に秘められた驚異の効果を、今の自分に生かさないのは勿体なさ過ぎます。

あなたにも、間違いなくその能力が備わっているのです。

【ただ思うだけ】で大丈夫

  • 「さて少しだけやろうかな」
  • 「ダメもとでやってみるか」
  • 「もしかすると面白いかも」
とにかく、いい加減な感覚で全然大丈夫なんです。

一番やってはいけない事は「頑張ること」

これは、もっともマイナスを生む可能性が高いです。

しゃかりきになって取り組む必要など、ありません。


マンガを読むときに、「さーて気合入れて頑張るか!」なんて思いませんよね?

ゲーム攻略に熱中している最中に、「明日からゲームが出来なくなったらどうしよう」なんて心配しません。

それと同じです。
打ち上げ花火で終わってしまいます。


没頭する自分を創る

タイトルである、「気が付いたら集中力が高くなり効率も良くなる方法とは!」
この答えは【没頭すること】

それが、すべての答えです。

没頭する事で、さらに合理的かつ効率的な時間配分になるよう、自ずから考えるようになります。
いやでも、そうなります。

没頭している状態は、すでに集中力が持続しています。 それを継続すれば、それは情熱を傾けている証拠です。

ちなみに毎日没頭していれば、どんな事であっても、その目標は達成される可能性が高いです。

  1. 集中×集中=没頭
  2. 没頭×2=情熱
  3. 没頭×情熱=目標達成
ただし、一つだけ条件があります。
何だと思われますか?

・・・それは、

究極の「おめでたい人」になりきる

  • 「出来なかったらどうしよう」
  • 「ムリかも知れない」

  • そのような悲観的思考は脳のカラーバス効果の邪魔をするだけです。

    何一つ、プラスをもたらしません。
    心配する必要など皆無です。

    最後に、悲観的に考えてしまう対策をお教えします。

    誰もがついつい思ってしまう
    「出来なかったらどうしよう」

    これは、逆にこう考えるクセをつけましょう。

    • 「出来たらどうしよう」
    • 「達成しちゃったらどうしよう」
    要するに、究極の「おめでたい人」になりきるのです!
    人生は、楽しむためにあります。

    最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。