Having!読んでみた!

投稿者: | 2024-03-19
おもしろい本を見つけた。

スピリチュアル系だがHavingのタイトルが目新しいではないか。
「持っている」と訳せばいいの?

なにげに手にとって早速ざっくり読み進めてみたが、、なかなか斬新。

著者も翻訳も韓国人なので、
正直なんだかなあとの先入観が少しだけ邪魔をしたが、
そんなものは一切関係ないとすぐに払拭されていった。

これ結構おもしろいかも

素直におもしろい。
いや、かなり良い。

久々にスピ系でワクワクする本に出会った感覚。
少しだけ満足感に満たされた自分がいる。
スピリチュアル系自己実現のロングセラー「マーフィ理論」と合い通じるところが多い

いまお金がある、とイメージして安らぐ。
この瞬間には銀行口座にお金があるから安心だと安堵する。

たとえ100円しか持ってなくても、金額の大小はまったく関係ない。

とにかくお金を持っている現実は間違いない
そこにだけフォーカスする!

それがHaving。


いまお金がある安堵感こそ!

そして先ずは、一日のうちでお金を支払う場面だけでいいから、
徹底的に感じる。

「いまお金がある」
「お金を持ってるから大丈夫!」

そう思って安心する。

余計な思いは一切排除!
ここがスタートラインだと。

とにかく、今この瞬間にフォーカスする。
10秒前でも1分前でもなく、
1分後でも5分後でもない。

「今この瞬間」 これがキモ。


いまこの瞬間はどうなのさ?

いまこの瞬間、自分は「お金がある」のだ。
もちろんそれは事実であり現実。

そこには、
「また今月もお金が足りない」
「もうどこにも無い」
「ああ、どうしよう」

そんな未来を心配する思考など
「無い」


だって今この瞬間、間違いなく自分には
「お金がある」んだから!!

この前向きで未来志向な明るい自分を「良い意味で演じ続けよう」というわけだ。
それがHaving。


うーーむ、一見使い古されたノウハウに見えなくもなかったけど、
いやいやどうして、なかなか斬新に感じる。

「Having!」
ネーミングがまた、粋じゃないか。


邪念であふれる自分の奥底

人は、お金が常に足りない悪循環に陥ると、
ドロドロで真っ暗な不安や心配、呪縛、
過去の苦しみと記憶が次々と再生され続ける。

頭の中が「お金が無い」思考で
いっぱいいっぱいに溢れ返る!!


今月の引き落としが出来ないかもとか、
税金の支払いが足りないとか
遅れているとか督促ハガキが届くとか、

保険料が延滞しているとか
公共料金が滞納しているとか、
住宅ローンが払えないとか

家賃滞納しているとか
自己破産するしかないとか、、
日々あふれんばかりの「お金が無い」現実が
自分の前に毅然と立ち塞がっている。

毎月毎月同じローテーションが続き、
ますます事態は悪化していのだ。

悲惨としか言いようが無い。


そんな心配は【今は無い】

でもHavingのノウハウを忠実に演じるならば、
いつもいつも自分を悩ませている諸々の苦悩は今「無い」。

いまこの瞬間にフォーカスするならば
「無い」のだ。

これは凄い現実ではないか!


確かに時間を直線で捉えるならば、
近い将来にはお金が足りない現実が来るだろう。
でも今この瞬間には、大抵の場合なにも問題は見当たらない。

にも関わらず、大抵の人たちは煩悩が邪魔をして思考を支配、
未来の事ばかりに目を向けてしまう。

それが諸悪の根源だと分かっていてもだ。
思考の習慣は、かくの如く恐ろしい力を持つ。


ハビングは視点が違う

しかしHavingは視点が違う。
フォーカスすべきところが違うのだ。

それは単純明快でシンプル!
お金を今持っている(たとえ100円しかなくても!)
自分だけに集中する。

その安堵してホッとしている自分自身を、1分後も5分後も演じる、
30分後も1時間後もだ。

いろいろゴチャゴチャ考えず、
ただ素直に演じる
それがHavingの目新しいところだ。


イメージを映像化するって難しい

なるほど、マーフィが説いているお金持ちである自分を鮮明にイメージして
あたかも現実かの如く喜ぶ!楽しむ!感情をときめかせるのと似ている。

ただ自分の経験から言うなら、マーフィのイメージ法長続きさせるのが難しい

正直に告白するなら、めっちゃくちゃ難しい!!
ほんの数分間だけイメージするなら、誰でも出来るかもしれない。

でも、、、
気がつくともう、お金の心配をしているいつもの自分自身に戻ってしまっているのだ。

そして
「人生そんなに簡単にいくわけがない」
元の悲観主義者に戻ってしまっている。

つくづくむなしい。

現実と向き合え!
もっともっと働け!
楽して儲かるなど甘いわ!

一般常識と言う金縛りが、上から目線でささやいてくる。
そして、ため息ばかりの日々に渋々戻っていくのだ。


たとえ財布に100円しかなくても

その点、Havingは、たとえ所持金が100円しかなくても、
何も関係ないし問題ない。

「これじゃ何も買えないじゃないか」とか余計な考えを排除して、
とにかく100円を持っている現実の自分を素直に認める

そして安堵するのだ。


・・・安堵する?

100円でいったい何が解決するの?
税金も公共料金も保険料も家賃も学費も給食費も・・・
100円じゃなーーんにも払えない。

でもちょっと待って。

100円あればコンビニのコロッケが税込み100円で買える!
衣カリカリで中味ホクホク、しっかり空腹を満たしてくれる!!

ミネラルウオーターだって100円で買えるぞ。
スーパー行けば、子供向けの小さな駄菓子っぽいおやつがたくさん買える!
しかも、よりどりで買えるじゃないか!

とにかく、
出来ない、買えない、無理、ダメダメダメ
そんなネガティブ思考は横に置こうよってお話しだ。


やってみなきゃ分からない

無い無い無い
足りない足りない足りない

そう思うのはやめて、
100円を持っている自分に安堵してみる


何だかおもしろそうじゃないか。
よーし、Having!
続けてみよう。

だって、やってみないと分からないじゃないか。
この際自分が実験台になって、完璧に演じてみよう。
ここまできたんだから、もう怖いものなどない。

それにこの連載が、ひょっとすると誰かのお役に立てるかもしれない。
それってステキだ!
だって与えることって超大事だからね。