ゴミ情報100万円をつかんでも感謝したネット起業家。ハビング18日目

投稿者: | 2024-04-11
なぜか、やる事なす事すべてがうまく行かない。
それどころか、うっとおしさ極まりない結果が連発する
そんな一日って、本当に凹む。

出来る事なら極力避けたい。
でもたまにやって来るんだよなあ。

質問メールだけで午前中ボツ

朝9時半、さて仕事とパソコンを開いてスマホでメール確認すると
質問メールが届いている。

どうでもいいメールなら昼前くらいに先延ばししてしまうとことだが、
仲のよい友だちからなので、そうにもいかない。
仕方なくネットでいろいろ検索して確認した。

と書くなら、何も問題なくスムーズだったように見えるかもしれないが事実はさにあらず。

検索した情報が、どれもあまり正確とは言えないので
遅々として回答がまとまらない。


時間がどんどん過ぎていく。
だんだん焦ってきた。

こんなしょーもない事で何やってんだ?


ネット情報はゴミの山

今さら言うまでも無く
ネットにはゴミ情報があふれ返っている。

そして大事な事だが検索ヒットした1ページめのサイト情報が全て正しいとは決して言えない

世の中の多くの人達は、
検索結果のトップ記事、2番目3番目の記事は正しいに違いないと思い、
疑いの目では見ていない。

これは恐ろしく間違った思考だ。
新聞やテレビで報道されているニュースは正しいと
とんでもない勘違いをしている
のと同じだ。


国営放送であるNHKですら、
ニュース内容が事実と大きくかけ離れた偏向報道である場合がとても多いのが現実である。
ましてや民間放送局が垂れ流す報道など、自分はまったく信用していない。

だから本当に事実が知りたい場合は、ネット情報を検索して情報の精度を高めていく。

今のところ、これが一番正確で間違いない。


グーグルボットが常にネット巡回

一昔前に比べると、今はグーグルボットの精度が格段に上がっていて
間違った情報発信をしているサイトは吹っ飛ばされる可能性が高い。

グーグルボットとは、ネット上に新規で作られたサイトや更新されたページ情報を取得して、
その内容を検索エンジンのデータベースに収める仕事をしているプログラム上のロボットだ。

全てのネット情報を、グーグルに登録(インデックス)している。


昔と違って、今のボットは精度が高く、
事実と違う内容情報自体がいい加減なサイト
検索結果1ページめに登録される事は少なくなってきている。

ゴミはあくまでもゴミ扱いなのだ。
それは正しい。そんなものが上位表示されてはこちらが困る。


何でもありだったネット勃興期

ネット勃興期は今と違って、もう何でもありな世界だった。
とんでもなくレベルの低いサイトが、堂々と1ページ目に上位表示されていた。泣

そのため、ヤフーやグーグルで上位にヒットされるため裏テクニック的なSEO対策を施したサイト
じゃんじゃん溢れていた。

だから、自分のサイトを上位表示させるノウハウを売る販売者もたくさんいた。
情報商材というヤツだ。


有名起業家がつかんだゴミ情報商材

以前その世界ではかなり有名なTさんという情報販売起業家がいた。
その方が、まだ駆け出しだった頃のエピソードを語っていたのが大変興味深い。

ご紹介してみよう。

ネット勃興期だからちょっと古いけど、
なかなか含蓄があって面白い。


情報商材初心者だったTさんは一時期、
自分にいま必要でとびきり価値のある情報商材を探していた。

この業界は、ゴミ同然なものがゴロゴロしているし、
言葉巧みに魅力的な言葉の羅列だけで買わせてしまう悪質商材が大変多い
買ってはだまされ、また買ってはだまされたを繰り返すと
簡単に50万や100万円になってしまう。

この世界には、いわゆる「情報商材難民」が実に多いクズ情報にお金を払い続けて、挙句の果てに一文無しになってしまうのだ。

ネット社会が生んだ「新たな難民」とも言える。


買った超高額商材は100万円!

Tさんはそのうち「これだ!」と確信出来るものが見つかった。

もしクズだったらどうしよう。。

誰だってそう考える。
でも欲しい!!

読めば読むほど、もうこれは絶対に間違いない
すばらしい内容だと断言出来るレター文章だったらしい。

もういてもたってもいられず、
今すぐ買わなくてはいられない心境に陥り
思い切って買ったそうだ。

清水の舞台から飛び降りるとはこの事だろう。


その値段はなんと

100万円!!

とんでもない高額だ。


やっぱりだまされた!?

購入後に早速ダウンロードしワクワクドキドキで開いたところ、
極めてあっさり、こう書いてあった。


「あなたはもう買わずにはいられなくなって、これを買いました」
「なぜ欲しくてたまらなくなったのか」
「そこにフォーカスすれば、あなたも売り上げを爆発させる事が出来ます」

「それが全てです」
「物を売るとはそういう事です」

・・・えっ

「ああ!だまされた!!!」


【だまされたのに感謝した?】

普通なら間違いなく怒り狂うだろう。

嘆き悲しみ、100万円を支払った大バカヤロウな自分を心底呪うだろう。
自分で自分をぶん殴りたくなるに違いない。

完全に詐欺じゃないか!
告発してやると怒りまくるだろう。
自分ならそうするに違いない。


ところがTさんは全然凹む事もなく、
逆にモノを売るとはどういうことかを開眼させてくれた100万円の販売者に感謝したそうだ。

この人がいなかったら、今の自分は無いだろうと。

「この商材はノウハウをごちゃごちゃ教えるものではありません」
「なぜ自分がこれを買いたくて仕方なかったのか、よく考えることです」


相手の感情を揺さぶる

「相手の感情を揺さぶる」
「感情にうったえるのがモノを売るキモ」

これこそが、この100万円商材の答え。

この商材を買ったのがきっかけで、
Tさんはその後商材の売り上げをガンガン伸ばしていったと言う。

マーケティング的な視点でみると
このエピソードは面白いし含蓄がある。

確かに人がモノを買うときは、
「これいいな」と言う気分・感情価格の価値が一致した時にお金を支払う。


「これいいな」でハビング購入

仕事帰りにいつものドラッグストアへ寄った。
いつものように支払う瞬間に唱えるんだぞ!

いまお金を持っている
すばらしいじゃないか

以前なら惣菜パンやチョコ菓子を迷わず買っていたけど、
今は違う。

迷わずナッツ類の陳列コーナーでアーモンドにしようか、
ミックスナッツにしようかと逡巡する。笑

おお、素焼きアーモンドが新しい商品で並んでいるではないか!
数十円高めだけど、包装パッがきれいでいい感じ。

よし決めた。
あと隣にあった小魚アーモンドが好さげだ。しかも100園!
裏面を見るとイワシ使用とある。
めッちゃ身体に良いじゃないか。

決まり。

切らしていたビタミンDと一緒にレジへ。
しめて1,129円。

いつもならハビングしながら会計機にお金投入するところだが、
あいにく前の親子連れの幼児が突如大声で泣き叫ぶので閉口。

不愉快至極になってしまい、ハビングどころではなくなってしまった。
泣き喚く子供は苦手だ。

注意しようとしないバカ親を見ると、尚のこと頭にくる。
おかげでハビングし損ねたじゃないか!

まったくもう。